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大迫磨崖仏

麻などの繊維を混ぜた粘土を塗って仕上げた珍しい磨崖仏

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 大迫磨崖仏は、市内では唯一、知田火砕流堆積物に彫刻された磨崖仏です。

 知田火砕流は、軽石の形質的特徴や斑晶組合せが、別府地域の大分川流域に分布する由布川火砕流堆積物と酷似していることから、由布川火砕流が大野山地を越えて豊後大野市域に到達した可能性が指摘されているもので、市内ではこの大迫と知田にしか見られません。

 岩窟の上部は、阿蘇-4溶結凝灰岩で覆わていますが、知田火砕流堆積物は非溶結であるため、壁面は彫刻しやすい半面、非常にもろいという特質をもっており、麻などの繊維を混ぜた塑土を塗って表面を仕上げた石芯塑像の技法で作られています。

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