破局的な巨大火砕流から9万年を経て、彩り豊かに蘇った大地の軌跡。

ジオサイト紹介

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ふりそそぐ恵み

火砕流に覆われた大地には再び水が流れ、緑あふれる大地がよみがえりました。豊後大野の大地は、九州屈指の河川である大野川を中心に、貴重な動植物が生息する祖母・傾山系から、里山の風景が広がる農村地帯まで、自然豊かな地域となっています。

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(かわ)(かみ)(けい)(こく) (B-1)

川上渓谷は奥岳川の最上流部にあたり、春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉と、季節を問わず楽しめます。河床には白っぽい花崗岩が露出し、深い森林とのコントラストを際立てています。また絶滅危惧種に指定された珍しい植物も自生しています。

()()()(かたむき)(さん)(けい) (B-2)

日本百名山の一つである標高1,756mの祖母山から、古祖母山、本谷山を経て傾山に至る稜線は、急峻な岩壁がそびえ立つ独特な景観となっています。春にはアケボノツツジが咲き乱れ、特別天然記念物のニホンカモシカが生息するなど、生物の宝庫としてユネスコエコパークの核心地域に登録されています。

()(どり)(がん)() (B-3)

手取蟹戸は大野川の急流で、およそ1億年前に海の底で堆積した大野川層群という地層が露出しています。地層は地殻変動で大きく傾き、戸板を立てたように見えます。流れが急で、蟹も流されないように岩の上を歩くため、その蟹を手で取ることができることから名づけられたと言われています。

()(ない)()()(けい) (B-4)

九州屈指の河川である大野川は、阿蘇火砕流で埋め尽くされた大地を浸食し、両側に平坦な土地を生み出しました。「道の駅みえ」から眺められる風景は「江内戸の景」と呼ばれ、豊かな穀倉地帯をゆったりと流れる大野川を望むことができます。

(おん)(だけ)(さん) (B-5)

御嶽山は標高568mの山ですが、山頂からの眺めはすばらしく、豊後大野を一望することができます。山頂の岩は太平洋の海底に堆積したプランクトンが固まったチャートと呼ばれる岩石で、プレートの動きによって日本列島に掃き寄せられたものです。また御嶽神楽の発祥の地でもあります。

(はく)(さん)(けい)(こく) (B-6)

白山渓谷は日本名水百選に選ばれた清流で、夏はホタルが乱舞することでも知られています。川沿いには阿蘇火砕流の柱状節理が見られ、変化にとんだ景観となっています。また途中には阿蘇火砕流によって水没したとされる稲積水中鍾乳洞があります。